必須アミノ酸とは?
アミノ酸はたんぱく質を構成する物質でひと口にアミノ酸といってもその種類は、200種類以上にも上り、体内でたんぱく質を合成したり、新陳代謝の調整を行ったりと大事なは働きをする。
体内で合成することができないため、食品から摂らなければならないアミノ酸を必須アミノ酸といって以下の種類がある。
様々な食品の蛋白質に含まれるアミノ酸です。 肝臓・腎臓で分解され、エネルギー源として利用され ます。 トリプトファンは脳に運ばれ、セロトニンを作ります。
脳内で作られる神経伝達物質であるセロトニンによって鎮痛 ・催眠・精神安定などの効果があります不足すると精神的に不安定になりやすく、催眠障害を起こすことがあります。
ビタミンB群やナイアシンと一緒に摂ると、トリプトファンを効果的に摂取することができます。過剰摂取は肝臓に悪影響を与えることがありますので、摂り過ぎには注意が必要です。
■スレオニン
成長を促す働きがあり、不足すると体重減少や成長阻害、貧血、食欲不振などの原因となります。また、肝臓の脂肪をつきにくくする働きもあり、脂肪肝を予防します。
■バリン
さまざまな食品に広く含まれています。体内では、成長を促す働きがあるほか、血中の窒素の濃度を調節する機能もあります。ロイシンイソロイシンの二種のアミノ酸とのバランスが崩れると、体重減少や免疫力の低下を引き起こします。
■メチオニン
体内では、血中のヒスタミン濃度を下げる働きがあります。ヒスタミンは、薬物などの刺激に対してかゆみや痛みの反応を引き起こし、アレルギー症状の原因にもなる成分です。メチオニンの摂取によって、統合失調症や抑鬱状態の改善がみられる場合もあります。
■リジン
リジンは体内では、ブドウ糖の代謝促進や体組織・カルシウム吸収との関係が報告されています。リジンは食品から摂取しなければならない必須アミノ酸の一つで、牛乳から発見されたアミノ酸です。成長、組織の修復、抗体、ホルモン、酵素を作り出すのに必要です。
■イソロイシン
イソロイシンとは筋肉でエネルギー源になる分岐鎖アミノ酸(BCAA)の一つで必須アミノ酸。筋肉の消耗を防いだり、神経の働きを助けたりし、また、肝臓の機能アップや血管拡張作用効果、甲状腺ホルモンの分泌を促すなどの働きがある。筋肉の中で代謝される、エネルギー補給の強い味方。スッキリした頭にも。疲労回復アミノ酸。
■ロイシン
筋肉タンパク質の主成分で主な生理機能としてはタンパク質肝臓の機能アップ、筋肉タンパク質の分解抑制などで、エネルギー源として使われたり、成長促進や身体組織修復、集中力アップ効果も報告されています。
■フェニルアラニン
体内に入ると、気分の高揚と食欲抑止効果があるノルエピネフリン、ドーパミンに転換される。ほぼ全てのダイエットソフトドリンクに含まれる。